JSConf, NodeConf, Joyent に行ってきました。
行き先
JSConf, NodeConf, Joyent に行ってきます。 - Block Rockin’ Codes
すっかり報告が遅くなりましたが、無事に行ってまりました。
かなり充実した旅ができたし、本当に行ってよかったと思えました。
ログ
今回の旅ではあまりにも色々なことがあり過ぎたので、各日ごとに日記というか垂れ流しな感じで、
Tumblrの方にログを残しています。こちらを見ていただけると詳細がわかるかと。
- Jxck's OutPut - JSConf/NodeConf/SFの旅(1日目)
- Jxck's OutPut - JSConf/NodeConf/SFの旅(2日目)
- Jxck's OutPut - JSConf/NodeConf/SFの旅(3日目PreJSConf)
- Jxck's OutPut - JSConf/NodeConf/SFの旅(4日目JSConf1日目)
- Jxck's OutPut - JSConf/NodeConf/SFの旅(5日目JSCon2日目)
- Jxck's OutPut - JSConf/NodeConf/SFの旅(5日目JSCon2日目After Party)
- Jxck's OutPut - JSConf/NodeConf/SFの旅(6日目PreNodeConf)
- Jxck's OutPut - JSConf/NodeConf/SFの旅(7日目NodeConf)
- Jxck's OutPut - JSConf/NodeConf/SFの旅(最終日)
発表
今回の旅については、
http://www.java-users.jp/contents/events/ccc2011spring/
で発表させていただきました。
資料はこちら。
紹介
各カンファレンスの内容は、例年通りであればビデオが公式のサイト上で公開されると思うので、そちらを参照してもらえると良いと思います。
また NodeConf については、スライドのまとめがこちらに有ります。
a list of slides from nodeconf 2011
各カンファレンスで、面白いセッションがたくさん有りましたが、個人的に面白かったと思うものをいくつか挙げておきます。参考になればと。
(とりあえず資料にリンクの張れる物で)
JSConf
- Multi-tiered Node Architectures - JSConf 2011 - Tom Hughes-Croucher
- Node の多層アーキテクチャの話。"ファーム"という概念がおもしろい。後で考察ブログ書く。
NodeConf
- Node v0.5 Roadmap Ryan Dahl
- Ryan による Node v0.5-0.6 に向けたロードマップ。主に Windows 対応を強調。
- How npm Works - Isaac Schlueter
- NPM v1.0 に関する話と今後。 npat = npm Package Testers は注目。
- Socket.IO (0.7) - Guillermo Rauch
- Socket.IO の機能強化について。Express.IO は目玉!!
- Running node.js in Production - Charlie Robbins
- nodejitsu が培ったノウハウの話。彼らの挑戦が Node を引っ張っている。
- Lessons Learned in Production(.keyファイル直リンク) - Matt Eernisse
- Yammer で働く Geddy の作者による発表。こちらも実運用ノウハウ。
- Hackers Asylum - Tim Caswell
- Node のコミュニティの話。これはスライドより、ビデオで彼の素晴らしいトークを聞く事を推奨。
その他
Airbnb
今回の旅で、ポートランドでは Airbnb というサービスでステイ先を探しました。
Airbnb は部屋が余っている人などがそれを公開し、宿を探している人とつなげるサービスです。
自分はここで Richard という人の家に泊まることができました。
ここでは一泊 2000 円くらいで泊まれて、Richard もとてもいい人だったので、下手に高いホテルにひとりぼっちで泊まるよりよっぽど良かったです。
これから海外に行く人は是非!
Vacation Rentals, Homes, Apartments & Rooms for Rent - Airbnb
なんで忍者?
長年の謎、なんでみんな「忍者」が好きなのか?何人かに聞いてみた。
闇にまぎれてスマートに超人的な仕事をこなす様が、エンジニアの理想と重なっているらしい。
同じ文脈で、ド派手にもの凄いテクニックで音楽を演奏したりする様から「ロックスター」も理想らしい。
"You are a RockStar" は褒め言葉。これまめ知識な!!
haibu
ある日 Jed からメールが来る。
- Jed
- 「友達が "Haibu" っていう名前のプロダクトを出そうとしてるんだけど、名前どうかな?」
- Jxck
- 「"Haibu" か〜。強いて言えば "廃部" や "背部" ってあって、前者はちょっとネガティブな意味だけど、まあ誰も気にしないだろうし、良いんじゃない?」
- Jed
- 「ありがと :)」
25 セント
向こうで洗濯をする際、コインランドリーを使うなら 25 セント硬貨が 4 枚必要。
洗濯+乾燥なら 8 枚。
これは用意するのがマジで大変。たいていの物は何とかなるけど、これが一番大変だった。
アメリカに少し長く行くなら、できるだけ日本で用意して行きたい。(どこで用意できるか情報求む)
Computer History Museum
Computer History Museum に行った。この旅唯一観光っぽい観光。
色々なハードが展示してあるんだけど、MIDI 関連のコーナに俺の部屋に眠ってるこいつが展示されていて吹いたw
英語
Tumblr にも書いたけどもう一度。
この旅を通して思ったこと少し書いておく。英語のこと。
まず読むことは実はなんとかなる。twitter は短く色々詰め込むから難しいけど、案内文とか、スライドとかそういうのは結構読める。
書くのも、辞書を見ながら単語がわかれば、何かを伝えるのはそこまで難しくない。つまり、メールとかは結構できるんだよね。コミュニケーションの敷居として、多分一番低い。
話すのは、単語がわかれば何とかなる。時制とか、複数単数とか、冠詞とかはぐちゃぐちゃでも、たいていの場合意味をくんでくれる。
加えてノンバーバルコミュニケーションがあれば、生きていくくらいは何とかなる。
問題は聞くこと。
相手がゆっくりしゃべってくれれば何とかなる。一対一なら最悪もう一回聞いてしまえばいい。セッションとかになると、スライドを説明しているときは読みながら何となく着いていける。
知っている技術なら単語は共通だから何話しているのか位はわかる。ただもっと抽象的な(ビジョンとかそういう感じの話)は難しい。
そして質疑応答になるとかなりきつい。また、スピーカーが訛っているとさらにきつい。
一番きつかったのは、アラブ系の訛のあるタクシーの運転手に、電波の悪い携帯で電話した時。ノンバーバルが一切無く、本当きつかった。
俺は英語が特別得意な訳ではない。むしろできない。
一応翻訳プロジェクトに参加したりしてたので、ある程度読んだりはできるけど、一番鍛えるべきなのは聞くこと(ヒアリング)だなと思った。
これができないと、「議論」ができない。何を言っているのかが分からないと、その議論に着いていける知識的準備があっても全く参加できないから。
これからは、翻訳ばかりじゃなく、ヒアリングを鍛えていきたいなと思う。全体として、本当にちょっと旅行するくらいなら、別にしゃべれなくてもなんとかなるね。
感謝
ただ今回は色々体当たりしたから、多くの人に迷惑かけたと思う。そんなメチャクチャアウェイな場所にずっといたんだけど、あまり寂しくなかったのは、
日本から色々 Twitter やメールで話しかけてもらったりしたからだと思う。日本から色々話しかけてもらえたのは、(本人はそう思ってなくても)本当に支えになったなと思います。
色々アドバイスももらったりできたし、レスがもらえるとそれだけで心強い物ですね。つぶやく一方であまり細かく返信できなかったけど、本当にありがとうございました。
謝辞
東京についてから気がついた、「お土産」というものを何も買ってない。。
執筆者くらいは買っていくつもりだったんだけど、そんな余裕も無くすっかり忘れていた。
ということで、土産話で勘弁してください(汗)。@各位