2010 年をふりかえる
今年は結構濃かった気がします。簡単にふりかえって見たいと思います。
Python
Appengine をきっかけに Python を触っていたんですが、今年の前半は結構 Python が中心だった気がします。
特に Appengine で Bot を作ったり、その Bot が気がついたら結構大きくなっていったり。。
Python を期に Python ハッカソンに参加したり、 Appengine 関連のイベントに参加するきっかけにもなりました。
エキパイも今年印象に残る本だったし、 Python 関連の方々には、 Erlang な人や XP な人も居て色々広がるきっかけになった気がします。
HTML5
マークアップよりは API 方面を割と追っていて、特に Storage 関係と WebSocket を使って遊ぶことが多かった。
日本のコミュニティにも割と早い段階から参加させて頂いて、ここでも色々な方とお会い出来たし、HTML5 のハッカソンで WebSocket を使ったのが、 Node.js と出会うきっかけにもなった。
10月あたりは、ローカルのストレージとサーバの同期を色々試していて、本当は年内に一回は Blog でアウトプットしたかったんだけど、
時間がなかったので、来年早い段階で書きたいです。
TDD
TDDBootCanp 初参加も今年でした。その前の東京開催は行けなかったので、北陸まで夜行バスでお邪魔しました。
そこまではケントベックの本や、和田さんの連載をみて独学でやっていたけど、Boot Camp は色々得る物があったし、また是非参加したいと思っています。
あと、Python での DocTest と nose を使った TDD を色々試して、 Appengine での TDD ノウハウなんかも色々研究していました。
そしてなにより、 JavaScript での TDD ですね。まだクライアントサイドの JS だけだったけど、
今年の後半は QUnit を使って如何に JS をテストするかという試行錯誤を結構した気がします。
特にクライアントサイドならではの注意点は、サーバサイドでそれなりに TDD を経験したからこそ色々応用出来たし、
TDD の本質は「テスト」ではなく「駆動」だと言う点から、「積極的にテストをしない」という考え方にも気づけたのも今年だった。
あと、結局今年は何も言及出来なかったけど、「とちぎテストの会議」に参加したことは、実は自分の中でとても大きかった。
(150キロ北上した甲斐がありました。)
ペアプロ
こんなことを言うのは失礼かもしれないけど、自分が TDDBootCamp に参加して得た一番の収穫は実は「ペアプロ」だったのが正直なところです。
あそこで初めて「まともな」ペアプロを体験したことで、今までと違う何かとんでもないものを発見した感覚を忘れられません。
賛否有るかもしれないけど、自分としてはペアプロの素晴らしさは是非色々な人にもっと感じてもらいたいし、みんなとりあえずやってみたら「楽しい」と思う。
とにかくペアプロをしたくて、今年色々な方とペアプロをさせて頂きました。
大体4、5人の方と、基本的には1回で終わらせず、何回か機会を作って「何か形有る物を完成させる」を目標にやらせていただきました。
時間の都合等でなかなか上手くスケジュールできないところもあったり、自分も今は余裕がなく動けてませんが、これは来年以降もできれば続けて行きたいと思っています。
いずれは何らかの形で、ペアプロの良さとか、ノウハウみたいなものをアウトプットしたいと思っています。
JSON
よく考えると、 JSON が自分の中では熱かった。
これはペアプロで一緒にやらせて頂いた、クライアント凄い人の影響で、
「サーバは JSON だけ吐いて、あとはクライアントでやる」的な設計指向を試していたことが大きかった。
JSON の柔軟性にハマって、 JS ももっと真剣に勉強したし、 CouchDB をモックに出来ないかなんてのもやった。
REST も本を買いあさって色々勉強した。そういえば「Web を支える技術」も今年でしたね。
そして気がついたら appengine + JSON + RESful な jsonengine のコミッタ(ってもほとんど何もしてないw) になったり。。
JSON としては KVS との愛称がいいので、 Couch や Mongo 、Redisあたりを含めてもっと触って行きたいし、
WebSocket と IndexedDB の実装が進めばより一層選択しが増えると思うので、このあたりは多分来年もっと勉強すると思います。
jsonengine もさんざんいじってるくせに Blog 書かないまま終わったので、来年こそ Blog を書こう(え
Google Appengine
基本的には Python をやっていたけど、 jsonengine を始めてからこれでどれだけ出来るかをがんばったりしてた。
そして、Appengine ja night で佐藤さんと知り合ってからは、 Appengine に絡んで色々インフラ的な話を聞けたりしたのが個人的には勉強になりました。
Shared Nothig/Everything や Map/Reduce の話と絡めて、昔のメインフレームな話から最新のOracle製品な話まで色々な話が聞けたのは、
「大規模」に対する感触がなんとなくつかめて得る物がおおきかったです。
あと来年は Slim3/js にとても期待しています。
JavaScript
今年一番勉強した言語かもしれないです。
若手IT勉強会で 「JavaScript Ninja」 を読み、内輪でやってる勉強会で 「サイ本第6版」を読み。あと 「Test Driven JavaScript Development」も今読んでます。
ライブラリも読んだし、書いたし、勉強会も多かった気がする。
あと個人的には仕事で使い始められたのも大きかったかと。
HTML5, Node.js, Titanium, GAS, ECMA5 等、最近色々トピックもあるし、なんだかんだ注目されていたなぁと思います。
来年はこうしたトピックについて、幅広い方面の方と知識を共有できるような勉強会をやりたいななどと思ったりしています。
Node.js
やっぱり今年後半一番大きかったのはこれですね。
WebSocket 関連で興味をもち、気がついたら色々なことになっていましたw
しかし、 Node.js とそれを取り巻く人々との出会いは、自分の成長のきっかけに凄くなっています。
「今まで自分は何を勉強して来たんだ」とへこむ程に、得る物が多くて充実しています。
これについては、来年色々書くことになると思うのでこのくらいで。
他にもErlang とか Scala とか色々かじったりしたし、XP や アジャイルな方々ともお会い出来たので、色々充実した一年だったと思います。
来年はインプットだけでなく、アウトプットをもっとふやして、さらに次のステップに進めたらなと思います。
みなさま来年もよろしくお願いいたします。